コラーゲン・ボリューム

Juvelook

PDLLAとヒアルロン酸を、作用させたい層に合わせて選ぶ

ジュベルックは生分解性・生体適合性のポリマーであるPDLLAと、ヒアルロン酸を組み合わせた製剤です。PDLLAが数週間かけてご自身のコラーゲン生成を促し、その間はHAが肌を落ち着かせます。実際の使い勝手を決めているのは粒子径が4種類あることで、同じ素材を真皮上層から皮下まで入れ分けられます。

施術時間10〜20分
麻酔塗る麻酔/ご希望により鎮静麻酔
ダウンタイム当日復帰
施術間隔3〜4週間ごと

※ 最終的な計画と費用は、ご来院時の診察のうえ医師が確定します。効果や回復期間には個人差があります。

Juvelook

2つの成分が、それぞれ別の仕事をする

PDLLA(Poly D,L-lactide)は人体内での使用が認められている生分解性・生体適合性の高分子成分です。ヒアルロン酸(Sodium Hyaluronate)は、もともとヒトの皮膚組織に存在する天然の高分子多糖類です。この2つがハイブリッドとして働き、HAが直後の肌を整え、PDLLAが時間をかけてコラーゲンの生成を促します。

設計のもう半分は粒子そのものにあります。ジュベルックの粒子は多孔性・網状構造で、小さく丸いため結節ができにくいという特徴があります。内部が空洞で殻の壁が厚い構造の製品は、組織の中で粒子として同じようには働きません。生分解性であるため時間の経過とともに体外へ排出され、体内に残存物がほとんど残りません。残るのは、ご自身の皮膚がつくったコラーゲンです。

効果が積み上がる順序

  1. 01真皮と脂肪組織の間に入れるボリュームが落ちた部位やしわの部位で、真皮と脂肪組織の間にジュベルックを注入します。
  2. 02PDLLAが分解されるPDLLA成分が分解される過程で、周囲にコラーゲンなどの新生組織の生成が活性化されます。
  3. 03皮膚の回復があらわれる施術からおよそ6週後より、皮膚の復元効果が見えはじめ、そこから続いていきます。

いつ、どう変わるか

反応には個人差があります。以下はカウンセリングでご説明している一般的な経過です。

当日
日常生活に戻れます。PDLLAはまだ働き始めておらず、この時点で肌を整えているのはヒアルロン酸成分です。
3〜4週
コースを組んだ場合の、次回までの一般的な間隔です。
6週〜
分解されるPDLLAの周囲につくられたコラーゲンが、施術部位の回復として見えはじめます。
コース
標準のジュベルックでは4週間隔・3回が推奨される組み方です(個人差があります)。

ヒアルロン酸フィラーと、ジュベルック

どちらも注入剤ですが、答えている悩みが違います。ブランドを選ぶより、違いを理解していただくほうが役に立ちます。

一般的なヒアルロン酸フィラージュベルック(PDLLA+HA)
変化をつくるものジェル自体が水分を抱えて置いた場所を満たす分解されるPDLLAの周囲にご自身の皮膚がつくるコラーゲン
時期注入した当日からボリュームがある6週前後から回復があらわれ、そこから育つ
あとに残るもの体に分解されるまでジェルが残る粒子は分解・排出され、新生コラーゲンが残る
主な目的特定の輪郭やボリュームを補う面としての肌質・キメ・支持力を立て直す
回数の組み方1回で完結し、薄れたら追加3〜4週間隔のコースを組むことが多い

4つの粒子径、4つの悩み

上位・下位のラインナップではありません。treatする層が違うから、サイズが分かれています。

JUVELOOK — キメ・トーン・弾力
24μmの粒子を顔全体に均一に。真皮中層で毛穴・キメ・トーンを整えます。過矯正を避ける方向で設計されています。
JUVELOOK i — 繊細な部位に
20μmの微細粒子と低用量設計で、薄い皮膚向け。目もと・口もと・眉間の真皮上層に用い、表情を保ったまま小じわをやわらげることを目指します。少量ずつ分割して入れる部位です。
JUVELOOK Volume — 深いしわと構造
40μmの粒子と高濃度設計で、真皮下層から皮下に構造的な支持力を補います。頬・ほうれい線・フェイスラインや、深い凹み・瘢痕に。部位によりカニューレの併用を検討します。
JUVELOOK G — 広い範囲に
最も大きい65μmの粒子と大容量のPDLLAで、首・腕・ボディなど広い面の均一なハリを目指します。用量と範囲は個別に調整します。

組成の比較

JUVELOOK・24μmPDLLA 42.5mg / HA 7.5mg — 顔全体、真皮中層
JUVELOOK i・20μmPDLLA 25.5mg / HA 4.5mg — 目もと・口もと・眉間、真皮上層
JUVELOOK Volume・40μmPDLLA 170mg / HA 30mg — 頬・ほうれい線・フェイスライン、真皮下層〜皮下
JUVELOOK G・65μmPDLLA 170mg / HA 30mg — 首・腕・ボディ、真皮〜皮下

製品より、選び方が結果を決める

4つのサイズと4つの深さがあるということは、製品が正しくても計画を誤りうるということです。ここに時間をかけます。

先に層を読む
サイズを決める前に、変化が実際に起きている場所を見ます。真皮が薄いのか、皮下の支持が落ちたのか、表面のキメなのか。粒子はその判断のあとに決まります。
同じ顔でもサイズを分ける
目もとには微細粒子、フェイスラインには大きい粒子——1回の施術で使い分けることが少なくありません。全顔を1種類で通すほうが簡単ですが、常に正しいとは限りません。
過矯正を避ける設計で入れる
施術後も数週間コラーゲンが増え続けるため、当日の到達点は意図的に控えめに置きます。足りない状態から足すほうが、行き過ぎを戻すより容易です。
注入方法も選ぶ
ミラジェット(無針)、アイジェク(自動注入)、9本針インジェクター、医師の手打ち——薬剤の特性と当日の肌の状態から選びます。慣れで決めません。

よくいただくご質問

当日から違いが出ますか?

当日から肌は落ち着きますが、多くの方が期待されているコラーゲンによる変化は6週前後からです。特定の日程に合わせたい場合は、逆算して計画できますのでカウンセリングでお伝えください。

コラウムとの違いは?

どちらもご自身のコラーゲンを促す施術です。ジュベルックはPDLLAとヒアルロン酸の組み合わせで、深さに応じた4つの粒子径があります。コラウムはPLLAの微小球製剤です。どちらをご提案するかは、対象となる層とこれまでの施術への反応によります。

成分は体内に残りますか?

残りません。粒子は生分解性で、時間の経過とともに分解・排出され、残存物はほとんどありません。周囲にできたコラーゲンはご自身の組織です。

何回必要ですか?

標準製剤では4週間隔で3回が一般的な組み方ですが、個人差があります。VolumeやGは別の考え方で計画します。いずれも初回の前にご相談のうえ決めます。

当日に飛行機で帰れますか?

はい。当日から日常生活に戻れます。9本針インジェクターを使った場合は均一な小さな膨らみが出ますが、通常1日ほどで吸収されます。

機器の電源を入れる前に見ていること

01
まず肌を分析します
肌質・厚み・状態を先に確認し、そのうえで出力やチップを決めます。既定の手順ではなく、目の前の肌に合わせます。
02
医師が設計し、医師が施術します
カウンセリングした医師がそのまま計画を立て、施術を行います。相談後に引き継ぐことはありません。
03
単一機器ではなく層で考えます
深さと症状ごとに組み合わせ、間隔は回復に合わせて設計します。
04
ケアは続きます
施術前のコンディショニング、直後の鎮静、回復期のホームケアまで。反応を見て次回の強度を調整します。

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