Glievo (brightening)
トーンの均一さを目標にした、二剤構成のブースター
グリエボは、大豆由来の植物性成分グリセオリンを含むアンプルと、グリチルリチン酸パウダーを組み合わせたスキンブースターです。アンプルはメラニンがつくられる経路に、パウダーは水分・コラーゲン・弾力に働きかけます。シワやたるみではなく「色ムラ」「くすみ」が主なお悩みのときに候補となります。
※ 最終的な計画と費用は、ご来院時の診察のうえ医師が確定します。効果や回復期間には個人差があります。

二つの剤を、施術直前に混ぜる
多くのスキンブースターは密度や水分量に働きかけます。グリエボが狙うのはそれとは別の対象——肌が色素をつくる過程そのものです。アンプルには大豆から得られる天然成分グリセオリンが含まれ、メラニン生成を抑えるはたらきがあるとされています。
もう一方はグリチルリチン酸のパウダーで、コラーゲンと肌の水分に関わります。この二つを施術前に混合することで、色ムラのお悩みと肌コンディションのお悩みを別々の施術に分けず、同じ回で扱います。
色素の経路のどこに働くのか
メラニンは一段階でつくられるわけではありません。原文が挙げている作用点をそのまま記します。
- 01酵素の活性グリセオリンは、メラニン生成に関わる酵素であるチロシナーゼ・TRP-1・TRP-2、およびチロシナーゼmRNAの活性を抑制するとされています。
- 02その上流のスイッチメラニン生成の重要な転写調節因子であるMITFのタンパク質発現を抑えるとも記載されています。
- 03メラニン合成の抑制酵素と調節因子の両方に働きかけることが、トーンの均一さを目標とする根拠として示されています。
それぞれの役割
二剤は併用します。担う役割が異なります。
| グリセオリン アンプル | グリチルリチン酸 パウダー | |
|---|---|---|
| 対象 | メラニンの生成 | 水分量と肌のコンディション |
| お悩み | 色ムラ・くすみ、色素の跡 | 乾燥、弾力の低下 |
| そのほか記載 | 赤みやニキビ跡が目立つ部分の均一さ | コラーゲンの生成、トーン |
| 由来 | 大豆から得られる植物由来成分 | パウダーとして供給され、使用前に混合 |
原料についてわかっていること
以下はメーカーの原料データに基づく記載です。実験室での結果は原料についての情報であり、肌での結果をお約束するものではありません。
どんなお悩みのときに候補に挙がるか
悩みで選びます。グリエボは、構造ではなく「色」が気になるときにご提案する施術です。
どうやって注入するか
4つの方法があります。薬剤の性質と肌の状態から選びます。
よくいただくご質問
これは美白の施術ですか?
当院では「トーンの均一さを目標とする施術」とご説明しています。配合成分はメラニンの経路に働きかけますが、変化の程度には個人差があり、色ムラの原因によっても異なります。そのため適応はカウンセリングで確認します。
何回、どのくらいの間隔で受けますか?
3〜4週間隔のコースとして計画します。色素のお悩みは緩やかに変化するため、1回の滞在での回数より間隔のほうが重要です。
ほかのスキンブースターと併用できますか?
グリエボ自体が二剤の組み合わせであり、密度や水分を目的とするブースターと「どちらか」ではなく併せて検討することが多い施術です。適切な組み合わせはカウンセリングで決めます。
施術後は日焼けを避けるべきですか?
紫外線はどの施術を受けたかにかかわらず色素の生成を促します。トーンに関わる施術では、日々の紫外線対策を必ず一緒にご説明しています。
施術のあと目立ちますか?
当日から通常の生活に戻れます。多針インジェクターでは小さな盛り上がりが1日ほどで吸収され、針を使わない方法では盛り上がり自体が残りません。
※ グリエボはトーンの均一さを目標とする施術であり、疾患の治療を目的とするものではなく、結果を保証するものでもありません。上記の実験データは原料についての情報であり、肌での効果を示すものではありません。反応・感じ方・回復には個人差があります。適応、色素の原因の見立て、施術計画はカウンセリングで医師が確定します。
機器の電源を入れる前に見ていること
