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スキンブースター

Glievo (brightening)

トーンの均一さを目標にした、二剤構成のブースター

グリエボは、大豆由来の植物性成分グリセオリンを含むアンプルと、グリチルリチン酸パウダーを組み合わせたスキンブースターです。アンプルはメラニンがつくられる経路に、パウダーは水分・コラーゲン・弾力に働きかけます。シワやたるみではなく「色ムラ」「くすみ」が主なお悩みのときに候補となります。

施術時間10〜20分
麻酔塗る麻酔/ご希望により鎮静
ダウンタイム当日復帰
施術間隔3〜4週間ごと

※ 最終的な計画と費用は、ご来院時の診察のうえ医師が確定します。効果や回復期間には個人差があります。

Glievo (brightening)

二つの剤を、施術直前に混ぜる

多くのスキンブースターは密度や水分量に働きかけます。グリエボが狙うのはそれとは別の対象——肌が色素をつくる過程そのものです。アンプルには大豆から得られる天然成分グリセオリンが含まれ、メラニン生成を抑えるはたらきがあるとされています。

もう一方はグリチルリチン酸のパウダーで、コラーゲンと肌の水分に関わります。この二つを施術前に混合することで、色ムラのお悩みと肌コンディションのお悩みを別々の施術に分けず、同じ回で扱います。

色素の経路のどこに働くのか

メラニンは一段階でつくられるわけではありません。原文が挙げている作用点をそのまま記します。

  1. 01酵素の活性グリセオリンは、メラニン生成に関わる酵素であるチロシナーゼ・TRP-1・TRP-2、およびチロシナーゼmRNAの活性を抑制するとされています。
  2. 02その上流のスイッチメラニン生成の重要な転写調節因子であるMITFのタンパク質発現を抑えるとも記載されています。
  3. 03メラニン合成の抑制酵素と調節因子の両方に働きかけることが、トーンの均一さを目標とする根拠として示されています。

それぞれの役割

二剤は併用します。担う役割が異なります。

グリセオリン アンプルグリチルリチン酸 パウダー
対象メラニンの生成水分量と肌のコンディション
お悩み色ムラ・くすみ、色素の跡乾燥、弾力の低下
そのほか記載赤みやニキビ跡が目立つ部分の均一さコラーゲンの生成、トーン
由来大豆から得られる植物由来成分パウダーとして供給され、使用前に混合

原料についてわかっていること

以下はメーカーの原料データに基づく記載です。実験室での結果は原料についての情報であり、肌での結果をお約束するものではありません。

植物由来
グリセオリンは食用にもなる大豆から得られます。メーカーが示す細胞試験では細胞毒性は認められなかったと報告されています。
チロシナーゼ阻害として働く
チロシナーゼの阻害はメラニン生成に働きかける経路のなかで最もよく研究されており、この成分もその経路を通ります。
アルブチンとの実験室比較
メーカーの実験データでは、より少ない用量でアルブチンの最大10倍以上のメラニン合成抑制が報告されています。ただしこれは試験管内(in vitro)の数値であり、肌の上での結果がそのまま比例するわけではありません。
作用は一つではない
チロシナーゼ阻害に加え、MSHのシグナル経路の遮断、抗酸化作用が挙げられています。

どんなお悩みのときに候補に挙がるか

悩みで選びます。グリエボは、構造ではなく「色」が気になるときにご提案する施術です。

顔色がくすみ、ムラがあるとき
トーンの均一さがこの配合のいちばんの目標です。
残ってしまった跡——肝斑タイプの色素、ニキビあとの色
いずれも原文でこの施術の相談理由として挙げられています。
赤みが透けて見えるとき
アンプル側が落ち着かせるとされる項目に含まれます。
色ムラに乾燥・粉ふきも重なっているとき
パウダー側が水分量を担うため、二剤を併用します。
シワやハリも気になるとき
コラーゲン生成と弾力はパウダー側に記載があります。ただしハリが主訴であれば、別のブースターや機器施術のほうが適していることが多いです。
毛穴が気になるとき
原文に相談項目として挙げられています。

どうやって注入するか

4つの方法があります。薬剤の性質と肌の状態から選びます。

ミラジェット — 針を使わない
マイクロジェットの形で薬剤を届けます。針の痛みも熱傷もなく、盛り上がりが残らず、別途の回復時間も要りません。
アイジェクト — 自動注入
デジタル制御で一定の速度を保ち、痛みと不快感を抑えながら、範囲全体に均一に届けます。
インジェクター — 34G×9本
34Gの細い滅菌針9本で広い範囲に同じ深さで注入します。手打ちより均一で、痛みは約半分と報告されています。小さな盛り上がりは1日ほどで吸収されます。
手打ち注射
最も歴史があり、術者の技量に最も左右される方法です。当院の医療陣は20年以上の臨床経験のもと、痛みと内出血を最小限に抑えるよう施術します。

よくいただくご質問

これは美白の施術ですか?

当院では「トーンの均一さを目標とする施術」とご説明しています。配合成分はメラニンの経路に働きかけますが、変化の程度には個人差があり、色ムラの原因によっても異なります。そのため適応はカウンセリングで確認します。

何回、どのくらいの間隔で受けますか?

3〜4週間隔のコースとして計画します。色素のお悩みは緩やかに変化するため、1回の滞在での回数より間隔のほうが重要です。

ほかのスキンブースターと併用できますか?

グリエボ自体が二剤の組み合わせであり、密度や水分を目的とするブースターと「どちらか」ではなく併せて検討することが多い施術です。適切な組み合わせはカウンセリングで決めます。

施術後は日焼けを避けるべきですか?

紫外線はどの施術を受けたかにかかわらず色素の生成を促します。トーンに関わる施術では、日々の紫外線対策を必ず一緒にご説明しています。

施術のあと目立ちますか?

当日から通常の生活に戻れます。多針インジェクターでは小さな盛り上がりが1日ほどで吸収され、針を使わない方法では盛り上がり自体が残りません。

機器の電源を入れる前に見ていること

01
まず肌を分析します
肌質・厚み・状態を先に確認し、そのうえで出力やチップを決めます。既定の手順ではなく、目の前の肌に合わせます。
02
医師が設計し、医師が施術します
カウンセリングした医師がそのまま計画を立て、施術を行います。相談後に引き継ぐことはありません。
03
単一機器ではなく層で考えます
深さと症状ごとに組み合わせ、間隔は回復に合わせて設計します。
04
ケアは続きます
施術前のコンディショニング、直後の鎮静、回復期のホームケアまで。反応を見て次回の強度を調整します。

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